歴代GoProモデルと互換するバッテリー

歴代GoProのバッテリー互換の理解の仕方

GoProバッテリーには4つの世代ある

初代モデルから最新のGoPro HERO 13シリーズまで、GoPro自体の世代は13世代ありますが、使用しているバッテリーについては大きく分けて4世代に分かれます。

1. 第4世代：GoPro HERO 13
2. 第3世代：GoPro HERO 9からGo Pro HERO12まで
3. 第2世代：GoPro HERO 5からGo Pro HERO8まで
4. 第1世代：GoPro HERO初代からGo Pro HERO4まで

この表からも分かる通り、第2世代以降のGoProバッテリーは、概ねGoProの4世代で互換性を維持しています。

第1世代であるGoPro HERO初代からGo Pro HERO4までは、各モデルごとに異なる形状や仕様のバッテリーを使用しており、古いモデルのバッテリーは新しいモデルで使用することができませんでした。

その後、GoProバッテリーの第2世代以降はバッテリーのモデルリニューアルからGoProの4世代までバッテリーが共通になり、GoPro本体の世代を超えて、バッテリーを使うことができるようになりました。

なお、バッテリーにはベースバッテリーと高耐久性なEnduroバッテリーがありますが、最新のHERO13 BlackではEnduroバッテリーが標準装備されるようになっています。

GoProモデルとバッテリー互換リスト

続いて、GoPro本体のモデルとバッテリーの互換性を見ていきましょう。GoPro HERO4以前は世代を跨いでバッテリーを使うことはできないので、除外しています。

HERO (2024)はバッテリー内蔵式のため、バッテリーの交換ができません。

第4世代GoProバッテリー：AEBAT-001

HERO13 Blackから採用された第4世代のバッテリーは「AEBAT-001」。バッテリー容量は1,900mAhとなり、Enduroバッテリーが標準バッテリーになりました。バッテリーや端子の形状が大幅に変更されており、第3世代以前のGoProバッテリーとは互換性がありません。

AEBAT-001は、5.3K/30fpsで1.5時間以上、1080p/30fpsなら2.5時間以上の連続撮影が可能になっており、従来のバッテリーよりも長時間の撮影が可能になっています。

第3世代GoProバッテリー：ADBAT-011/ADBAT-001

最新世代であるGoPro HERO12まで採用するバッテリーは「ADBAT-011」と「ADBAT-001」。ベースバッテリーが「ADBAT-001」でEnduroバッテリーと呼ばれるのが「ADBAT-001」です。第2世代とは互換性がありません。

第3世代GoProバッテリーは、どちらもバッテリー容量が1720mAhと第2世代から40%ほど大型化されています。

第2世代GoProバッテリー：AJBAT-001/AABAT-001-AS

GoPro HERO 5からHERO 8までが採用する第2世代は、GoPro HERO 5シリーズを起源とする「AABAT-001-AS」とGo Pro HERO 8シリーズを起源とする、大出力に対応した「AJBAT-001」があります。両者には互換性がありますが、第4世代GoProバッテリー、第3世代GoProバッテリーとは互換性がありません。

また、GoPro HERO 8については、旧モデルバッテリーである「AABAT-001-AS」とは互換しないため注意しましょう。

第2世代GoProバッテリーはどちらもバッテリー容量が1220mAhとやや少なくなっています。