GoPro HERO9 BlackとGoPro HERO7 Silverの比較

フロントディスプレイの違い

HERO9 BlackはGoPro HEROシリーズで初めてフロントディスプレイにカラー液晶を搭載したモデル。カラー液晶になったため、背面を見ないでもプレビューをすることができるようになり、使い勝手が向上しています。

HERO7 Silverはそもそもフロントディスプレイが省かれた廉価版のため、前からカメラの状態を確認することができません。

撮影画質に大きなな違いがある

HERO9 Blackは5K動画の撮影に対応し、それ以外の解像度の撮影についても60fps以上に対応するなど、アクションカメラとして高性能。

一方で、廉価版という立ち位置のHERO7 Silverは、フレームレートは高解像度では30fpsにしか対応せず、フルHD動画でも60fps止まり。

静止画の撮影（写真撮影）についても、HERO9 Blackは2000万画素に対応、HERO7 Silverの1000万画素しかないため、静止画も楽しみたい場合は大きな差が出てしまいます。

本体機能の違い

2世代分しか差がないHERO9 BlackとHERO7 Silverですが、本体機能は多くの違いがあります。

HERO9 Blackと比較すると、HERO7 Silverは、

1. 手ぶれ補正がHyperSmoothではない
2. ループ録画に非対応
3. ライブストリーミングに非対応
4. 本体にマウント機能がない（ケースが必須）

と、実運用面で大きな差が出てくる機能が欠けています。

この機能にメリットを感じない場合は良いですが、中古市場での価格差が2万円程度という点を考えたら、画質や手ぶれ補正面でのアップグレードの分も含めてHERO9 Blackを選択した方が良いケースがほとんどでしょう。