
GoPro「バーストスローモーション」とは?特徴と使い方ガイド
GoPro HERO13で新搭載された「バーストスローモーション」を解説。対応モデルや、対応プリセット、通常の高fps撮影との違い、シーン別の使い分けをガイドします。
公開日: 2025.10.22
バーストスローモーションとは
バーストスローモーションとは、2024年発売のGoPro HERO13 Blackで新搭載されたスロー特化の撮影プリセットです。短時間を高フレームレートで切り取り、カメラ内やアプリで直感的に超スロー再生できるのが特徴です。最大で約13倍に相当するスローモーション撮影が可能になります(720p/400fps時)。
業務用ハイスピード(例:4Kで約1000fps、HDで数千fps)には及ばない一方、コンシューマー向けでは最高クラスの超スロー映像を撮影可能になったと言えるでしょう。
プロシューマーの現実的上限は、連続品質なら1080p/240fps前後(SONY NEX-FS700R1など)、短時間バーストで480~960fpsで、GoProのバーストスローモーションはこのレンジに近づいた位置付けです。
通常の「高fps撮影」との違い
バーストスローモーションは解像度・フレームレート・画角・録画上限がセット化され、目的に応じた最適値が最初から用意されています。マニュアル操作と比較して、露出や録画時間の見積もりが不要になるため、「超スローの成功率が高い」というのが大きな違いと言えます。
ただ、バーストスローモーションは「短時間の“決定的瞬間”を確実に超スロー化する用途に最適化されている」ため、長回しをしたい場合や高画質を求める場合は、通常の高fps撮影の方が最適です。
対応プリセット
GoProのバーストスローモーションには、3つのプリセットがあります(HERO13の場合)2。
| プリセット | 解像度 | フレームレート | 画角 | 最長録画時間 | スロー倍率の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5.3K/120fps | 5.3K | 120fps | 広角 | 5秒 | 約4倍 |
| 900p/360fps | 900p | 360fps | リニア | 15秒 | 約12倍 |
| 720p/400fps | 720p | 400fps | 狭角 | 15秒 | 約13倍 |
バーストスローモーションで撮影した映像は、編集でfpsを動的に上下させることで、映画のようなモーションを加えることもできます。
なお、HERO13のバーストスローモーションでは「400fps=狭角」「360fps=リニア」「120fps=広角」で画角が固定されています。
対応GoPro
バーストスローモーションに対応するGoProとプリセットは下記の通りになります。
| モデル | プリセット |
|---|---|
| HERO13 Black | 5.3K/120fps, 900p/360fps, 720p/400fps |
現状では、HERO13 Blackのみに搭載されているため、使いたい場合はHERO13 Blackを購入することになります。
バーストスローモーションのプリセットの使い分け
バーストスローモーションのプリセットは次のように使い分けると良いでしょう。
| プリセット | 狙い | 最適なシーン |
|---|---|---|
| 5.3K/120fps | 迫力+画質の両立 | 短い決定瞬間、被写体近接、後編集重視 |
| 900p/360fps | 滑らかさ優先 | 水しぶき、雪、粉塵、スポーツ動作解析 |
| 720p/400fps | 最大インパクト | 超スロー演出を入れたい場合 |
使いやすいのはやはり「900p/360fps」で、解像度も1080pよりも少し小さい程度でそこそこあり、かつ360fpsと最高クラスのスロー映像を撮影できます。
目玉である「720p/400fps」については、解像度の面からかなり制限された使い方にはなります。ここは、今後のGoProの撮影性能の向上に期待です。
Footnotes
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